ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.07.17 Mon » 山の名残 

朝山追い山ならし山見せ
幾たびもの奉納を経た山が
風となり天にとどいたあとの博多の町は,
ぽっかりとした喪失感というか,
「どこをみたらいいのかわからない」感じがあるなあと。

思えばこれまでは「山という具象を追うこと」で
「風が可視化」されていたために,
容易に道に流れる風を感じられていたのに対して,
山という目印がなくなったために風を探しきれず,
昇れず地にわだかまり続ける夏の日差しの熱のゆらぎに
目を惑わされ続けてしまうのがいけませんね。

ならば季節の花という涼しさの具象を新たにみつければ!
と思って櫛田神社の中を探してみたのですが
桔梗がなんとか頑張っている姿をみせてくれるだけで,
ぱっとみたくらいでは他の花の姿に気づけませんでした。

で,なんかないかなあと思って境内を歩いていると,
しめおろしの笹にまざっておそらくは山笠人形の花がおいてありました。

20170717kushida.jpg

飾り山の山小屋の近くにおかれていたものですが,
飾り山の飾りつけはもっとずっと前に行われていたので,
この花や人形の飾りつけの一部は,追い山の櫛田入りの時に
どこかの舁山が残していったものなのかなあなどとも。

で,その後出勤のため博多駅に行くと,山も山小屋も
すっきり解体されていてあとは荷物を運び出すだけになっていました。

20170717hakata1.jpg

あああ寂しいなあ~でも今年はいい鯛に出会えてうれしかったタイ!
と思いながら脳裏に輝かしくそびえ立つ飾り山を思い出していると…
テントからのぞくなんだか気になる物体。

20170717hakata2.jpg

で,黒田節の像の方に回り込んでみると…

鯛の人形に再会!

20170717hakata3.jpg

舁山はホテルオークラや空港などに飾られ直すことが多いものの,
飾り山については大きいからか別の場所に飾られるのをみた記憶ありませんが,
もしかしたらこの鯛だけ博多駅かどこかで飾られるのかなあ,
唐津くんちのPRを博多駅でするときに飾られたりするのかもなあと楽しみです。

今朝の段階では櫛田神社の牛にはまだシートがかけられ会えませんでしたが,
今年の8番山のスターウォーズにも負けず劣らずの強い印象のある牛さんは
確か明日18日に川端ぜんざい広場に飾りつけされるようなので,
こちらともまた再会できるのを楽しみにしたいなと。

20170717ushi.jpg

2017.07.16 Sun » 山笠の衣装と意匠


録画していた山笠のテレビをみながら
撮影していた山笠の写真を整理。

プロが撮ったきれいな映像をみながらだと,
余計に自分の写真のだめさが自覚されて嫌なものですが,
その分「テレビで映ってない部分」への着目がしやすくもあるかなと。

で,今回初めて気づいたのが,「阿部宮司さんが着替えている」こと。

20170716kuro.jpg

3時からの神事の時にお召しの衣装は黒色のもの。

その後能舞台に移動された時の衣装は白色のもの。

20170716shiro.jpg

一番山に大麻でふぁさふぁさの儀をする映像をテレビで見ることが多いので
こちらの白い衣装の印象が強かったのですが,黒の衣装もあったので,
結婚式の神前式と披露宴でお召し替えをするような感じなんでしょうか。

山笠の衣装で私が好きなのは「ぎなんの意匠の長法被」で,
「一度着てみたい!」と思うのですが,神職の方々以外では,
知事や市長などのえらいご来賓の方々しか着てない模様なので,
この意匠の衣装を一般人が手に取ることはまずないんだろうなあと。

20170716ginan.jpg

あああでもこのぎなんの意匠の久留米絣で信玄袋とかつくって
櫛田神社で頒布してたら買うのになあ…ノートパソコン入れたい!

さまざまな流の町の法被姿をみて「私もあのデザインのもの欲しい!」
と思っても,法被の衣装って各町をアイデンティファイするものなので,
「一般見学者用のお土産品」とするのが難しいんだろうなあと。

各町の当番法被の意匠は関係者以外が持つのはなんだかなとなりますし,
東流などの流の統一の意匠を持つところの場合,「私は東流推しです!」
って明確なファンがあればいいのでしょうが,
一般的な観客の「山笠すごい!この感動を土産に託して持って帰りたい!」
という感情を受け止める久留米絣系の意匠および商品がない気がするので,
山笠全体を代表するぎなんの意匠の久留米絣の商品があればいいのになあと。

20170716kushidashiro.jpg

あと,上のぎなんの意匠の長法被はむりでも,
櫛田神社版の水法被に相当しそうなこの白い衣装もいいなあと。

まあでも今一番私に必要なのは「ポッケに穴の開いてないズボン」
気づけば私服のすべてのズボンのポケットに大きな穴が開いていて
もう本当にみっともないのでズボンを買いに行かねばと。
もういっそのこと博多は夏の間中ステテコOKになればなあなどと。

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2017.07.15 Sat » 徹夜明け朝元祖


山笠に興味持ちつつブログしている者にとって
共通するんじゃないかって思う感覚として
「追い山終わった後は感想をブログに書きにくい」のがあるのではと。

山の余韻の心地よい酩酊感にもう少し浸りたくて
舁き終えた山についてふらふらたどってみても,
あっさりそれぞれの詰め所に戻っていく参加者と
ガガガガガとドリルの音立てて山を解体する音だけが響き,
さっきまでのむんと沸き上がる情念にあふれた空気は
ただ蝉の音が無限に反射し続ける熱力学的な物になるばかりで
蒸せた自分の身体性が急に恥ずかしくなって逃げ帰って終了です。

あああでもこの高ぶりをそのまま家に持って帰っては!と思って,
逆にその高ぶりを利用して日頃越えることのできない「ワンコインの壁」を
打ち破って川端でいつものはかたやによらず
元祖ラーメン長浜家のラーメン550円をナマで注文です。

20170715gansomise.jpg

20170715gansokenbaiki.jpg

住所:福岡市博多区上川端町10-242 (MAP) はかたやのとなり(笑)
営業:24時間ではない感じ?要確認

待っている間を文章で描写する必要がない時間でラーメン到着。

20170715gansoramen.jpg

スープを一口。ああ元祖。
私が元祖系に勝手に思っている特徴として
「潔く化学調味料のスッキリ透明な旨味を前面に出すことによるおいしさ」があって,
透明さに沿ってするりと立ち上るニンニク系の薫味がしゃっきり出て,
波打ち際でしゅわしゅわって感じで波が泡になって消えるように
豚骨のうま味と脂のコクがするする広がるけどべたつかずあっさり消えるので,
再度透明なうま味の波から豚骨味への変化を小気味よく楽しめる気がします。

で,麺を一口。
今日食べた麺の感想としては「麺の断面に歯が入るときの抵抗は少なめ」
だけど「麺を完全に噛み切るときの抵抗は強め」といった感じで,
トトトトトと上手に包丁で切れたと思って持ち上げたら
底でつながっていて。・゜・(つД`)・゜・。となった
キュウリみたいな「底の部分での噛み切れにくさ」があった気がします。
その例えにそっていうと,ゴボウを切るときのような
ジャリッといった感じの粉感や,なるとを切るときのような
もちっと行った抵抗感も少なくそれこそキュウリ系のあっさり食感だったかと。

まあでもそうした二つの特徴もありますが,
なんといっても一番印象が強いのが「肉の塩分」で
これはもう肉をスープでゆすがずに食べるのはおすすめしません。
でもまあ,これはこれとして個性として面白いのでいい気がします。

そんな感じで食べていると,隣の席ではおそらく中洲での
お仕事を終えた若い男女グループが替え玉の数を競っていて,
長浜が市場の人で朝にお仕事終了!的な活気があるとするとしたら
川端は中洲の人で同じような活気を感じられるので
それがまた似た風景を醸していくのかもなあと思いつつお店を後にしました。

2017.07.14 Fri » 準備万感


テレビ録画用のHDD領域確保OK
テレビ録画設定OK
カメラ用メモリカードバックアップOK
ハードディスクのコピーOK
カメラのバッテリーの充電OK
カメラバックに望遠レンズ入れるOK
もし可能性があった時用の名刺OK
山の順番やルートを知るためのパンフ

これで一応準備OKだよね自宅に置いておく予定の
サブカメラの充電やらは寝る前にすることにして。

ということで明日の追い山は桟敷席で見学です。
とはいえ席の場所が悪いと視界が全然撮れなくなる可能性あるので,
結構早めに櫛田神社入りをしないといけないのがつらいですが。

恵比須流の鯛の背びれ。

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恵比須流は人形を壊さないはずなのでまたどこかで
飾られたらみにいき鯛なあと。

もういっちょ背びれ。

20170714taisebire2.jpg

でも,みていただきたいのは恵比須様の表情で,
先日正面からみた表情の多様性について書きましたが,
横顔もまたすごく多様な表情を浮かべられている気がします。

それこそ,この人形の表情をどうみるかで,
その時々の自身の気持ちがみえるだろうし
見えた表情の総体は時々を経て変わらない
自分の奥底を映し出したりするのかなあと。

そういう意味では円を描いて舁く櫛田入りは
恵比須様の顔の見える角度が360度変わるから
その表情の多彩さを堪能する最適の機会かも,
ってそんなこと思い出す余裕なんてないでしょうが。

なんとか写真コンテストに応募できる写真撮れますように。

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2017.07.13 Thu » 集団山みせ激レア画像!


集団山みせの激レア画像!

ということで,おそらく集団山みせのあった本日,
しかも15時までしか掲示されなかったであろう立て看板の画像です!

20170713syuudannkanban.jpg

2週間もみられる飾り山に対してこちらは1日のみ!なんて激レア!

・・・・・・・・・・・。

てな感じで本日は出勤で集団山みせをみられなかったので,
自分の写真で何かを書くわけにはいかないので,
博多部関連の情報を知るために私のブログを読まれている方であれば
きっと絶対読まれている山台苦氏のブログで気づいたことについて。

大成功で終わったらしい追い山ならしの8番山の櫛田入りの裏で
起きていた感動必至のプロジェクトXになりそうな劇的なお話しについては
地上の星を聴きながら元のブログをごらんいただくとして

該当記事へのリンク http://blog.livedoor.jp/yamadaiku/archives/52412965.html

今回私がふと面白いと思ったのはずらり並べられた山台の写真。

私なんかでは各流の違いなんてわからないんだろうな~
『FUKUOKA STYLE Vol.9総力特集博多祇園山笠(1994)』の記事で
山大工の徳重純司さんが語られたこととして
「山の仕事でどこがむつかしいかというたら,毎年同じ形,
同じやり方じゃなければいかんということですね。」
とあったので,おそらくどの流も同じで長年継続しているのだろう…
なんて思いながら眺めてみると,すぐに分かる明らかな違い発見。

20170713yamadainawa0.jpg

正確には山台ではなく,棒じめの縄なんでしょうが,
写真の「平成二十九年」と書かれた横棒にまかれる縄の回数が
各流でかなり違う模様です(写真の赤い円の部分)。

んでもそんなこと想像もしてなかったので自前の写真で
山台を撮った写真なんてほとんどないので,山台苦さんの
ブログより画像拝借して各流での巻回数を整理したのがこちら。

20170713yamadainawa.jpg

千代流と西流の画像がわかりにくかったので嘘かもしれませんが,
2回まきから7回まきまでほんとバラエティーに富んでいるなあと。

集団山みせも終わってしまって,今までの昇り龍並みの
意気高揚ぶりから一転,今年も股去って行く後ろ姿が
実感されはじめてもの悲しい気持ちもありますが,
残りわずかとなった山笠を精一杯楽しみたいなあと。

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く~ねる

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