ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2013.09.23 Mon » スカイレストラン丹頂で和食を食べてきました

場所:JR札幌駅なので住所は省略(基本的にはJRタワーホテル日航札幌の施設)
営業:朝食:7:00~10:00(7月~9月は6:30~10:00)
   昼食:11:30~14:30(土日祝は15:00まで)
   夕食:17:30~21:00(ラストオーダーの時間)

福岡-札幌は飛行機の時間設定の関係で日帰り出張はまず無理なので
出張のスケジュールがゆるやかなものになってくれやすいのがうれしいなあと。
今回も翌日朝イチでの仕事に間に合わせるために前泊入り出来たので
同じく札幌に来ていた元上司とあって晩ご飯を食べることに。

通常、「元上司と部下」という関係だと、部下側がお店を探したりするのでしょうが、
私にお店選びをまかせると「安くて量が多いだけのお店」ばかり選ぶことが
全国規模で知れ渡ってしまっているのでお店選びは上司にお任せすることに。

「JRタワーの上のレストランとかがいいかも」との発案だったので
展望室のある38階ではなく日航ホテル側の35階にいってみることに。
同じエレベーターに日航ホテルの宿泊客とホテルマン(?ベルパーソン?)が
乗ってきて、仰々しくお部屋案内などしている姿をみて
「あああこんな高級なところに私が来てもいいものか」と思ったのですが
元上司と一緒なのでいいかあ…と思って35階についてみると
まあなんと景色が良くて雰囲気のよいレストランなんざましょうザマス。
緊張で上品なお言葉を使うことができないでごわす(笑)。

まあでもここで変に「安いところ行きましょう」とかいうのもなんなので
洋食の「SKY J」と和食の「丹頂」を選ぶようになっていたので和食の方を。

単品メニューも充実しているのでそれで頼んでもいいのですが、
よくわからないので丹頂会席の2コース(5000、8000)より安い方を。
5000円の方でも松茸のお吸い物とかたらば蟹土佐酢漬けとか追加していくと
8000円くらいになって行きますがさすがにそれはお財布痛いので追加はなしで。

日の暮れ始めと共に青い静寂をまとい始めた街の建物の中に、
最初は陽の残光を浴びて紅く灯るものが見え隠れすると思えば
いつの間にか灯るのは白く黄色く人工の光に変わってしまっている驚きに
「秋の日はつるべ落とし」なんて言葉を久しぶりに思い出して
北の国の秋の早さに感動していると前菜登場です。

zensai.jpg
<前菜>南瓜の葛寄せ むかご 秋刀魚燻製マリネ 柿の胡麻よごし

前菜で一番印象に残っているのが秋刀魚の燻製マリネでした。
秋刀魚はどう食べてもおいしい気がしますが、
意外と脂のほうが印象の前面に出てしまいがちで
脂と香ばしさの背後に隠れて旨みが目立たなくなることもあるよなあと。
でも燻製にすることで適度に脂落としつつ旨みはぎゅっと詰まって締まって、
けれども濃厚すぎてくどくなることないように
マリネの酸味が上品にさわやかさを伝えてくれているなあという感じだったかなと。

otsukuri.jpg
<御造り> 本日の御造り盛り合わせ

これはメモが無いのでお魚の名前は覚えていませんが、
新鮮な魚、濃厚な魚、味のある魚のバランスが良かった気がします。

3nimono.jpg
<煮物>黒頭鰈の旨煮 季節野菜を添えて

黒頭鰈というのは初めて聞きましたが、
基本的には一般的なクロガレイとほぼ同じものと考えていい模様。

自分で鰈など煮付けると生姜と醤油きかせまくってしまって、
鰈食べるのが本番なのか煮汁でご飯食べるのが本番なのかわからなくなりがちですが
やはりこういうお店のは物足りなさを感じさせないぎりぎりラインで
抑えた上品な味付けをしてくれるので鰈の味していいなあと。

このあたり、より淡泊な大根と一緒に対比させることで鰈の味を引き立てたり、
マイタケ(?)・人参(?)・豆類(?)など個性ある野菜や
鰈のひれの部分の揚げ煎餅とかでまた全然違う味と食感と合わせることで、
違う味で舌がリセットされて鰈の味をまた楽しめたりするような工夫があるのかなあと。

なんて感じで「高いもの食べているのだから一杯感想かかなきゃ!」
とか思って変に必死になっている自分を見透かすように、
いつの間にか仲秋の名月に近い月が群雲のすき間からちらちらと姿をみせています。


yakei.jpg

そしてその下には真黒に奥行きを増した夜景が広がっていて
なんだか貧乏舌が無理して背伸びして緊張しながら食べているのが恥ずかしくなって
身の丈にあった感想を抱きつつ考えずに食べることにしたので
ここからの感想はおおざっぱかついつもの調子なのでお気楽にお読みください。

4mushimono.jpg
<蒸物>帯広産 長芋の朧蒸し 穴子 三つ葉 銀杏 べっこう餡 生姜

身の丈にあった例えをすると「長芋版あんかけ茶碗蒸し」かなと。
鹿児島で例えると甘くないかるかんの皮に茶碗蒸しの具を入れて
さらにしっとりさせてあんかけをかけた感じかなあと。

長芋自体への味つけが抑えめなので、
秋の夜の雲のような「おぼろ」感が出てきて
その対比で雲の白を強める月の光のようにあんかけが味の主役としてはたらいて
穴子やぎんなんは隠れキャラか雲間飛ぶ雁みたいな感じかなあと。
でも全体としてはほんと「つかみたいけどつかめない朧感」
みたいなものがあって、ある意味舌休め的に働く存在だったような気が。

5syusai.jpg
<主菜>釧路産目抜味噌漬け インカのめざめを添えて
玉葱 パプリカ 針葱 セルフィーユ


調べてみると目抜はメバル科の深海魚で高級魚みたいです。
味噌漬けだけど味噌味噌させて味噌が主役になったりさせずに、
匂いを消し風味とほんのり甘さを与えるくらいに抑えていて、
身を引き締め魚自体の味を濃くするために味噌使った程度かなと。
先ほどの秋刀魚もそうですがこちらのお店は魚の味を
ぎゅっと詰め込むのが上手なお店なのかなあ…とか思って食べてました。

6osyokuji.jpg
<食事>湯葉餡かけ御飯 香の物 味噌汁

ゆばのるるんとした食感とあんかけのとろんとした食感で
ご飯粒が流れる流れる…てな感じであっという間に食べてしまいました。
今回のは温かいあんでしたが冷たいあんとかにしたら
夏の暑いさなかで食欲落ちた時とかすごく食べやすそうだなあと。

7kanmi.jpg
<甘味> 葡萄のシャーベット 梨のワイン煮

記憶では手前の黒いのはブドウだと思いましたが
もしかしたらハスカップ???後ろの黒いのはブルーベリー???

高めのお店なので緊張して店員さんに「これなんですか?」
とか聞けずに終わることが多かったのが残念でした。
特にこの種がちで酸味のある赤い実が何だったのか知りたかったのですが。

まあでも帯広産や釧路産などを初めとして北海道の地のものが楽しめて
そして秋を感じさせる時のものがふんだんに取り入れられていて、
まだまだ夏の残りまくりの福岡の人間が一足先に秋を満喫出来て
北海道に来ないと出来ない体験を満喫出来た気がしてうれしかったです。

そして今調べたらJRタワー38階の展望台は大人700円なので、
それと同じ夜景をゆっくりじっくり楽しめる代金も考えたら
5000円の安価な方のコースならかなりコスパも高いかもなあ…
などと最後まで貧乏性のセコイ感性を消し去ることは出来ませんでしたが
その分満足感も倍増させて天上界を後にすることが出来ました。
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