ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2013.03.17 Sun » 沖食堂がよかったです

住所:福岡県久留米市篠山町330 (MAP) 
営業:10:00~15:00 定休日:日・祝  駐車場:店のすぐ近くにいっぱいあります。

久留米でお仕事。

仕事は13時~17時の予定だったので、
朝ごはん抜いて出発し、久留米に昼前について1食、
仕事終えてもう1食堪能して帰る用意周到な計画です。

んが、食べるお店を決めておく時間はなかったので、
久留米に差し掛かったところでナビの周辺検索に頼ることに。

「お、沖食堂が近いのか…確かここ有名だよなあ。」
と思って朝食代わりの1食目は沖食堂に決定です。

okisyokudoumise.jpg
一見何の変哲もないただの古びたお家にしか見えない店舗の
アルミ枠の引き戸かららと開けて中に入ると…THE 昭和の食堂。

脂やら埃やら湯気やら煙やらでなめしまくられた店内は、
ほんとそれこそレトロな革鞄のような渋い光沢を内装に与え、
気持ちよい暗さの漂う店内にすりガラスからの光がやわらかく広がり、
乳幼児用の古いドラえもん補助椅子をやさしく浮かび上がらせています。

カウンターに坐ると目の前にはガラスの、ショーケースといえばそうなんでしょうが、
「硝子製食品陳列棚」といったほうがよさそうな古いケースの中に、
けれども緑が存分に若々しい豆ご飯おにぎりなどが素朴に並び、
湯気でくもった硝子越しに厨房で働く店員さんたちの動きが見えます。

あああもうこの時点で私はメロメロだよなあ…と思いつつ
壁に貼られた木でできたメニューを見て何頼むか悩みに悩みます。

ラーメン380円、大盛りラーメン480円
焼き飯440円、大盛り500円
支那うどん:値段失念

ワンコイン派の私としては大盛りラーメン単品が一番妥当ですが、
以前ひろせ食堂に行ったときに焼き飯食べずに帰って後悔したので、
ここ沖食堂では同じ轍は踏みたくない…だったら焼きめし大盛り単品か?
お、支那うどんというのもある…。おそらくこれって黄そばだよなあ…
最近黄そばについて書いたからさらに深めるためにこれか…??

と悩みに悩んだのですが、「最初の店ではノーマル」+「旅先でけちけちするなあ!!!」
ということでラーメン380円+焼き飯440円で820円の超豪華仕様で注文です!

最初にやってきたのはラーメンでした。

okisyokudouramen.jpg
これ、最初見たときに「おおおなんだかいい表情だなあ」と感心しきり。
「美人麺」がどこか和服美人の白いうなじの艶かしさに通じる表現だとしたら、
こちらの麺の表情のよさは、母の日に子どもが描いた似顔絵が並ぶ様をみるような、
目!鼻!口!くらいしかないのになぜかほわんとした気分になるような感じに似てて、
見た瞬間にいい感じに弛緩させてくれるおだやかさをもった表情をしている気がします。

で、まずはスープを一口。
基本的には昔系豚骨らしい、塩豚骨に近いようなあっさりさっぱりスープ。
けれどなんだかそうしたあっさりをぼやけてしゃびしゃびにさせてしまわない、
輪郭的にはたらく独特の隠し味のようなものがあるようにも思えたのですが、
私の貧乏舌ではその成分が何かわからないまま食べ終わってしまいました。

今調べてみたら玉ねぎなのかなあ…生姜は正直わかりませんでしたが、
なんかその「何か」がある分、あっさりなんだけど何度も食べたくなる印象を
食べた後に残してくれるスープだったような気がします。

麺は中細ストレート麺で食感はほんと素直な感じで、
噛みはじめの最初から安定した抵抗感をしめして、
弾まずしっくりした印象残して噛み切れるタイプかなあと。
あっさりしたスープのあっさりしたおいしさを伝えるのは、
このタイプの麺がやはりあうのだろうなあと思ったし、
いろんな年代が利用するこのお店だと、ゆっくり時間かけて
ラーメン食べる人も多いだろうので、伸びにくいのはいいなあとも。

チャーシューは白さを活かしたあっさり味。
でもほとんどが赤みであっさりしている分、最後にちょこっと
ちゅるるんってなる脂身が目立つ気がするので、これもいいかもなあと。

で、ラーメンを四分の一くらい食べたところで焼き飯登場です。
okisyokudouyakimeshi.jpg

いやはや評判高いだけあってやはりうまいですねこの焼き飯。
別に豪華な具材がごろごろ入っていて美味!とか、
パラパラふわふわでリピ決定!!とかいう感じではなくて、
最初食べた印象はほんとふつ~てな感じなんですが。

どちらかというとしっとり系だと思うのですが、
ご飯の炒めが足りなくてダマになっちゃってるようなしっとりではなく、
ましてや油をまわしすぎてべとべたーになったしっとりでもなく、
なんというか炒めすぎて米同士を喧嘩させて離しちゃうことなしに、
けどちゃんと油のまわった米同士がしっくりし合ってそれこそしっぽりしている感じ。

こういうべたつかないしっぽりチャーハンを実現しているのが、
かなり細かく刻まれたかまぼこなどの具材の存在なのかなあと。
おそらくこういう具材つかって、過度の強火・過度の油の使用を避けて
米と具材と空気がまんべんなくなじむように作っていると思われて、
そのためなんというかとがった印象はないけど
じんわりなじむ感じなのにラーメンの味に負けない存在感ある
焼きめしにできているのではないのかなあと思いました。

これだけおいしいなら大盛りは+60円だけなので
大盛りにしたらよかったなあ…と大後悔。
でもそれなら880円になって貧乏な私には大打撃…
みなはどんな注文かと思って見渡してみると大体がかぷ~るか
家族で来ていて大盛りをシェアしておりますな…独り身つらいねえ…。

相席ならぬ「相焼きめし」とか言う感じで、一人客同士でタイミングあえば、
焼きめしを半分こずつ出来たらいいのに…って、お店が許してくれても
そんなこと他のお客さんに言う勇気出てくるはず無いよなあと。

まあでもそんなこと思いつつ食べていると、
近くのテーブル席の父子づれを見つけて声をかけるおばちゃんがいました。

「あらまあまあまあ、○○君! 大きくなって! (進路)どこ行くか決まったの?」
「うん、□□に…。」
「まあ、よかった! でもほんと大きくなって!
ほんと時間たつのって早いね~あっという間!」

そんな地元の人たちの会話が好きなのでそちらをむくと、
その先の壁に「創業1955年」を謳う古いオブジェ(?)があるのに気づく。
ある意味このお店はさまざなま家族のあっという間の長い時間を
いくつもいくつも蓄積してきているのだろうなあ~と感心して、
そうしたお店の雰囲気にぴったりあったラーメンと焼き飯だからこそ
私のような初見の人間にもなじめて落ち着けておいしく感じるのかもなあと。

当初、再訪が難しそうなので名物のラーメンも焼きめしも一挙に頼んだのですが、
また久留米に来る機会あれば是非寄りたくなったなあと思いつつお店をあとにしました。
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3/21-3/24福源 開店セール?
今ならラーメンとチャーハン両方でも(280+280)560円。
通常は380円と480円です。いそげ~。

Re: 3/21-3/24福源 開店セール?
情報ありがとうございます。

ほんと福源さんが近場にできてくれればな~と
心待ちにしていたお店だったので、私にしては
素早い行動でお店に行って食べて来ました。

安定した味・安定した量・安定した値段で、
かわらず満腹になれてうれしかったです。

本当にいつもうれしい大盛り情報いただけて感謝しきりです。
また何かあれば教えてもらえると幸いです。


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