ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2013.02.27 Wed » 第一旭であれやこれや

住所:京都市下京区東塩小路向畑町845 (MAP) 公式HP 
営業:5:00~26:00 定休日: 木曜

JR京都駅に到着。
kyototower.jpg
『京都タワーがお直ししているなあ…』などとぼんやり見上げていると、
おっさん二人が活発な幼稚園くらいの男の子連れて歩いているのに出会いました。

『はよ行こうよはよぉ!ラーメン食べるんやもん!』なんていいながら、
元気にはしゃぐ男の子をみて、将来が楽しみなのか思いやられるのか
どっちだろう(笑)と心の中でにやりとしながら私もラーメン屋に向かいます。

JR京都駅近辺で私が知っているのは新福菜館と第一旭ですが、
新福菜館は2回ほどいったことあるけど第一旭は未訪…。
ならば今回は是非とも第一旭だろうとお店の前に行ってみると行列…。

daiichiasahimise.jpg
一応並んではみたものの行列の流れはかんばしくなくて、
『うう~ん…どうしよう…並んでまで食うのは苦手だし…
ホテルは大阪だから大阪まで出てお店探すか…』などと思って、
ほぼあきらめかけたところで先ほど駅前でみた男の子の姿を発見。
しかも父親らしきおっさんの手を取って我先に列に並ぼうとしています。

産湯どころか羊水がラーメンスープだったんじゃないかと思わせるような
このラーメン好きの男の子に興味を持って、並んで親子の会話でも聞いていたら
「ラーメン英才教育法」でもうかがえるかもとおもって列に並ぶのを決意しました。

まあ実際には男の子も、帰りたいとぐずったりせず待っているのは偉いけど
別に特別すごい育児法で育てられたわけではないみたいで(←当たり前)、
子どもをラーメン好きにさせる秘訣も聞こえてこなかったので
やっぱ並ぶのやめようかなあ…と再度思った頃に行列が動いて、
厨房の様子をみることが出来る窓の前で待つことになりました。

店員は四人程度で回しているようで、二人が出食関係で
ラーメンを作っている人は二人の模様。
しかも、作るのが二人担当といっても一人は具を載せて整える程度で、
麺をゆでたりスープを管理したりチャーシューを取り扱ったりするのは一人の模様。
これでは並ぶのも当たり前だよなあ…と思ってやはり帰ろうかと思ったのですが、
そのラーメンづくりの根幹を担当されている人の作る様がすごく格好いい。

天才技やらお芸術みたいなど派手な感じのものでは全然ないけど、
習熟ゆえの技が現れているようにみえる確かな手つきで麺をあげ、
滔滔という漢字のもとになったんじゃないかと思うほど軽やかに
水面をすくって光踊らせながら水をそそぐ様がなんだか格好いいなあと。
そしてさらに同時にチャーシューに関わる作業もされつつ、
並んでいる人への申し訳なさそうな表情を浮かべたり、
並んでいる子どもへの慈愛の表情を浮かべたりしてなんかすごいなあと。

で、そんな光景をほくほくした気分で眺めていると運良く集団客が出てきたのもあって
どうにかそれほど待たずにお店に入ることが出来ました。

メニューはビール大600円にラーメンが650円などで、
肉なしラーメンだと500円で食べられて餃子250円もお安いなあと。
ワンコイン派ですが旅先なので普通のラーメン650円を注文です。

出てきたのがこちら。
daiichiasahiramen.jpg

まずはスープをいただくと、思った以上にさっぱりというか、
浮いた油の味もしっかりしていて決してあっさりではないのですが、
しっかりとしたうま味を感じさせつつも、なんかほんと
そよそよするするとスムーーーーズに流れていく感じです。
お隣の新福菜店が醤油の滋味を前面に出してくるスープだとすると、
こちらのスープはスープとしてのまとまり感を全体で伝える感じで、
隣り合っているのにどっちも評価されるのが分かるなあと思いました。

そして流れてうまみがすぐになくなっちゃってしまうわけではなくて、
花火に例えると大玉のようなすごい深みや滋味があるとかはないですが、
ほんとさっと打ち上がってぱっと花開いて、変なひょろひょろいった
小技効かして次の花火のじゃますることなしに
すすすと次の花火に出番をゆずって連続して楽しませてくれる感じかなあと。

麺は博多のラーメンのような粉感の強さはない感じで、
透き通るような感じでもなく、じんわりした噛み応えコシがある感じかなと。
なんの抵抗もなくさっくり歯が入るわけではないけど、
変な弾みや身震いみたいなものはなく、麺自体が妙に味を主張するでもなく、
ある意味素直な抵抗を実直に伝えてスープを活かすタイプかなあと。

チャーシューはさっぱりしていて、赤身メインのものと
赤身がメインだけど脂身もあるよのものと2種類がのる感じかなと。
なんだかどこかほんのりした心地よい酸味も感じられて、
爽やかさを足す働きにつながっているような気がしました。
あと、普通のラーメンでも枚数多くて量的な満足あるのもいいなあと。

で、そんな感じであっさりしたイメージにつながる要素も多いのですが、
物足りない感じは全然無くて、食べ進めていく毎に感じられたうま味が
蓄積されてきて「あああうまかったなあ」とお店を出て、
電車のっている時もふんふん鼻歌気分が続いてくれる感じかなあと。

こうした印象を残してくれるのは、スープ、麺、チャーシューを
不思議なバランスでまとめてくれるネギがあるからかもなあと。

ま、こうした感想を持てたのは、ラーメン作っている人の真摯な姿を
前もって窓からみえていたからこそなのも正直な所ではありますが。

daiichiasahiparking.jpg
まあでも、駐車場もすぐ近くに2台分あるし、
古くからの店の持つ「なんかいい感じ」は確実にあるお店なので、
「”食べたらさっと出る”ということは望まれていない元祖」
に行くような心持ちで訪れるとよいのではないかなあなどと。

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