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ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2012.12.01 Sat » 今年一番印象に残ったお店(天門)

住所:宮崎市広島2-6-13 (MAP) 宮崎駅近くで駐車場もあります  
営業:11時~21時 (日・祝は19時ころまで) 定休:月曜

もう訪問してからかなりの時間がたってしまいましたが、
やはりその印象は色あせてはいないなあと実感できるほど
印象に残っているお店が宮崎行の時に入った天門さんです。

tenmonmise2.jpg
麺を手打ちしている姿が窓からみえるところに通りががった最初は
「お、手打ちの実演がみえるお店だ。おそば屋さんとかだとよくみるけど、
ラーメン屋さんで実演しているのみせるのめずらしいなあ」くらいの気持ちでした。
なので、『入ろうかな…でも手打ちだけじゃ特徴として弱いかなあ…』と思案して
「ま、も少しいろんなお店探して、他になかったらここに来てみよう」
なんて気持ちで通り過ぎてそのままお仕事に向かいました。

で、お仕事終えて宮崎を離れる前にラーメン食べようと思い
このお店に戻って来たのも「古くからのお店っぽいから」程度の気持ちでした。
なので、何にも意識せずに緩んだ気持ちでお店に入って、
最初に目に入って来たのもある意味よくある昔からのお店の光景でしかなく、
気軽にラーメン頼んでそのままトイレに向かってしまったのでした。

けれどトイレを終えてカウンターに座ってみると印象激変。
このお店は「見せている」お店でありつつも
「見ている」お店なんだ!と気づいてかなりびっくり。

交差点の角にあるお店で全面が硝子張りなので、
魚眼レンズでさらにパノラマ撮影したかのような過度の開放感で
横に街並みがはみ出して流れ落ちてしまうかのような光景が広がります。
窓から離れたカウンターから、麺打ちをしているご主人の背中越しに
みてこの開放感なので、おそらく窓のすぐそばで麺を打っている
ご主人の位置からはきっと天までも広くみわたせそうだなあ…
もしかしたらそれが天門という名前の由来なのかなあ…などとも。

しかしまあこれだけ見渡せる店内からみると、
きっと先ほど最初に通りかかった時のまぬけな私の姿は
この風景の中でさぞかし滑稽にうつっただろう…と思って、
マネキンだと思ってじっと見ていたら人だった時のような
びっくりと恥ずかしさを感じてしまったりもしておりました。

けれども落ち着いて厨房の中のご主人の作業風景をみていると、
このお店の真の印象はまた別の所にあるとも気づいてきました。

サザエさんがリアルに生きていた時代じゃないかと思えるほどの
古めかしい東芝の冷蔵庫や古い戸棚などが並ぶ店だけでは、
いつもの「積み重ねられた歴史がうれしいお店」とそう変わりありません。

けどこのお店のもう一つの特徴は、直角に広がるカウンターに囲まれた
狭い厨房のど真ん中にどこか中国を思い出すセメントむき出しの炉が据えられ、
そこでごうごうと煮立てられたなみなみの湯で麺がゆがかれる点でしょうか。

これ、私の文章力ではうまく表現できないのですが、
ご主人が窓に向かって麺を打つすぐ後ろにゆで釜があって、
すっ、すっ、すっ、と麺を手でさばいて打つ作業を一方でしつつも
頃合いをみて翻って釜の中の麺に箸を入れて湯の中に巡らせてから
また翻って麺打ちに戻る姿をみていて、なんていえばいいのか
わからないのですが「巧みに全てを操っている感」がすごくて圧倒させられました。
実際にそういう操作が可能なのかは不明ですが、
自身で石炭を補充しながら電車を走らせる機関士やら、
エンジンの調子をみながら船を巡らせる漁師のような、
暗闇や大海をおのが技量のみで切り開いていく男の格好良さの
ようなものがあるなあと思えて感服しきりで眺めておりました。

で、そんな作業を経て出てきたラーメンがこちら。

tenmonramen.jpg
手打ちのラーメン自体を食べたことがほとんどないので、
いつもに増して不確かな感想ですみませんが、
まあでも思ったままの感想をそのまま書いてみると、
梨地のようなさらざらっとした表面の感触もありつつも
麺自体の印象は透明に澄んだ感じで、一見しただけでは
冷麺のゴム麺系のようなコシがありまくり系かなと思えました。
けれども食べてみると全然そんなことはなくて、
ぷりんぷりんした弾力とかはなくある意味すっとなめらかに歯が入る感じ。
けれども延びた麺のような心許なさがあるわけでもなくて、
そこそこの噛み応えはありつつもすすすと流れる感じかなと。

手打ちされている麺の塊自身をみると真白な印象なのですが、
ゆであがった麺の色味自体はは少し黄色というか草色系で、
私例えて表現するのが好きなのですがどうにも例えようがなくて、
どこの麺にも似てなくてでも何かの麺に敵対するようなものでもなくて、
ほんと不思議な魅力のある麺だなあと思って食しておりました。

スープ自体はあっさり中華そば系の醤油スープで
手打ち麺の味を邪魔せず引き立ててくれる感じに思えました。
チャーシューもしっかり歯ごたえで麺の食感にアクセント加えつつ、
脂でべったりさせたりすることはない落ち着いた味付けに思えました。

あと、宮崎駅すぐ近くという場所にありつつも、
お店のすぐ近くに駐車場があるのも配慮あっていいなあと思いました。
tenmonparking.jpg

で、それだけで満足して戻って来て、ブログ書くためにいろいろ調べてみると…

なんと!このお店では注文毎に個別に麺を打ってくれるとのこと!!

おそらくは私がトイレに行っている間に麺を打っていたのだろうなあ…。
あああみたかったなあ…個別の麺打ち風景を。・゚・(つД`)・゚・。

まあでも、また宮崎に行く機会はきっとあるだろうので、
その時に絶対したい楽しみが出来たと思えばまあいいかなと。
tenmontennai.jpg
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comments
打ち台から見ている風景って着眼点がよいですね。
チキン南蛮とうどん(宮崎名物らしいです)は
前回食べたので、こちらに私もお邪魔しようと思います。
先日は博物館まで押さえたお返事ありがとうございます。
出張は年明けに伸びてしまったのですが、色々楽しみです。
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。

> チキン南蛮とうどん(宮崎名物らしいです)は
> 前回食べたので、こちらに私もお邪魔しようと思います。

おそらく一番の見所は私が見逃した「個別に麺を打ってくれる」
だと思いますので、私の代わりにそちらを楽しんできてくださればと。

> 先日は博物館まで押さえたお返事ありがとうございます。
> 出張は年明けに伸びてしまったのですが、色々楽しみです。
師走の慌ただしい中、年末モードの街に出張に行くと、
いつもの趣を楽しめない可能性もありますので、
年開けて落ち着いてからの出張の方がよいかもしれませんね。
時間とれるのかわかりませんが、モックさんが宮崎で
どんな魚関係を体験されてきたのかブログで読むの楽しみにしております。

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