ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.09.12 Tue » 山笠写真コンテストの感想 その1


※今回の文章は全然まとまってなくてかつ書きたいことと
ずれたところしか書けてない自覚はあるのですが、
今後の書き換えて改善していくための第一歩と思ってお許しください。


先日,「第六十回 博多祇園山笠写真コンテスト」に応募したのですが,
結果はともかくとしてものすごくいろんな「気づき」があったので,
ちょっと長くなるかもしれませんが書いて行こうと思います。

2017091260th.jpg

写真は櫛田神社のものですが現在の掲示場所は移動しています。
詳しくはYokaNaviの該当ページでご確認ください。

で,最初に言い訳しておくと,今年(2017年)は特に
思いばかり空回りしてなかなか思ったような写真撮れなかったので,
まずは昨年(2016年)に撮った写真について書いて行きます。

ちなみに2016年撮った写真で,自分の中で
少なくとも5本の指に入るくらい好きな写真はこちらです。

20170912yamanofukukoro.jpg

2016年の追い山当日4時58分48秒,一番山で櫛田入りする東流の山を
清道旗の元で一人待つ取締の背中が眺めるまばゆいばかりの夢の舞台…

勝手な妄想に過ぎませんが、この日にこの位置にいる取締の方ですから
きっとこの1年間に取り組んだ準備の日々の思い出走馬燈状態で
さらにこの1年にたどり着くまでのこれまでのん十年の山笠暦も
別の走馬燈となって相互に干渉しつつぐるぐる回って
ライトに照らされためまいのような視界に真っ白に飛ぶ意識,
響けども聞こえない外からの歓声と抑えたくとも響きすぎる内からの心拍に…

などと妄想癖のひどい私などはこの取締の方の心情などに
勝手に感情移入してしまってひい~っとなってしまうので,
それ故にこの写真が自分にとってお気に入りでございます。

んでも,おそらくですがこの写真を印刷してこっそり櫛田神社に
忍び込んで受賞作にまぎれて貼りつけてみたとしても,
おそらく誰の目もひくこともなく終わってしまうのも確かだろうなあと。

その理由として,写真の構図とかの完成度で考えると、
この写真も,「あ」席と「い」席の間くらいから
ローアングルで取締の人の背中がもっとでっかく映って,
その視線の先に急を告げだした風雲をうごめかせたりすると,
それなりに伝わる良い写真になるとはおもうのですが,
そうした「技巧」を実現できたとしてもなかなかこの写真での入賞は
難しいのだろうことは,今回コンテストに応募して初めて体感できました。

「んでは何がダメなのか?」と言われると,「一般的な視点の欠如」であり,
ある意味「玄人的な視点に寄りすぎた写真」なんだろうなあとこれは。

「山笠に参加したこともない人間のくせになにが玄人だ!」と
爆笑されたならともかくぶち切れられた人がいたら謝りますが,
「手拭からその人の役職推測してこの方のこの1年に思いをはせる」
ということをされる人は全観客の2,3割いたら多いほうではないかと。

こうした視点を自分が持つようになったのは、「実際に中枢として関わっている」
山台苦さんや千鳥足さんのブログを1年を通じて拝見しているからですが、
なんというのか,「実際に山笠などに参加したことが皆無」であるが故にこそ、
自分の物として相対化して消化することが全然できずに,
「玄人が提示した玄人の視点」をそのまま飲み込んでしまうため、
そうした視点での写真しか撮れなくなっているんだろうなあと。
でも、実際には完膚なきままの素人なので、そうした実際の玄人の人が
撮影した時に写るようなものが自分には写せないので
だれの心にも響かない抜け殻のような写真しか撮れないのだろうなあと。

あと、一般的な山笠の見学者って「動き!勢い!びっ!・しゃっ!・荘厳!
格好いい!子どもかわいい!歴史的情緒!」を求めて写真見るわけであって
「手拭いみてその人の役職推測しよう!」なんて視点で見ないと思うので、
「SLの煙もくもく格好いい!」「航空ショーの雲すごい!」ってみるところを
機関車や飛行機の型番やどこの基地所属かなどばかりにこだわった
写真をだしてもなかなかコンテストには入賞しないのと同じ視点なんだろうなあと。

ほんとこのあたり、ミリオタが飛行機の写真とか撮れば
それはそれで人の心をひきつけるようなもの撮れる可能性あるけど、
隊での生活感みたいなものを撮ろうとしても無駄、というのと同じだろうなと。

んだから,ほとんどの人にとって上の写真は
「主役である山がまだ来てない待ちの写真。主役のない物足りなさ」
として注意を喚起されないのですが,山台苦さんのブログなどで
「1年を通じた準備段階の苦労」を拝見していると、
ここで待っている取締のこの方こそ実働ではすごかったんだろうなあとか、
集金やら直会の準備やら各種会合への参加の足跡などばかり沸いてくるので
「もうこの時点で最終回!」みたいな気分になってしまい、
そのためこの写真を過度に高く評価してしまうのですよね。
でも、実際にそうした1年間の苦労を共に体験したりとか
したことのない人間が想像で上っ面をなぞって写真撮っても、
その人の深みみたいなものが見えてないので写真にも写らないと。

20170912higashi.jpg

なので、おそらく一般的には上の写真のようなものの方が
まだ受け入れられるし受賞確率もあがりそうな気がしますが、
この手のはほんと技巧が必要だけど自分には皆無なんだよなあと。

と、ここまで書いて、桟敷のかなり良い席で撮影できた
2016年でこんな程度の写真しかないので、
今後もなかなか難しいことだけは実感できたのですが
またこの件についてはも少し何度か書いていきたいと思います。
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