京菓子の底力
2017/04/23(Sun)

お土産でもらった京都寛永堂の「大納言清澄」

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あずきを寒天でかためたものを更に砂糖で固めたものですが…

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乾いた風に舞った葉が落ちて地面の冷たさに戸惑い
しばしぐるぐる逡巡しつつも寒さに耐えるため
互いに寄り合い身をあわせ耐えることを選んだあと、
ふと一筋の潤いを帯びた流れに気づいた者が
サクサクと透明な音させ踏み分けた先に
月を映し土に月を遷す水鏡が音もなく水面を広げている。
水は清く澄み、水底に沈む石は手に取るように近く
月の丸と石の丸の重なりの中、落ちた葉の作る波紋の
同心円が幾重に広がり天地風が水面の揺らぎに融合する…。

てな感じの和風を目指した勘違いポエムを
旅先のうちにくいノーパソのキーボードで打ってしまうほど
おいしく楽しい体験が口の中で繰り広げられるものでした。

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も少し具体的に書くと

・砂糖のパリパリ感は透明ではかないけど小気味良い
・寒天は主張しすぎず、でも砂糖と小豆が直接出会って
ベタ甘にならないようにしてくれている
・たぶん素人だとこの寒天の「なにげなさ」がなかなか再現できず、
硬くなるかみずみずしくなりすぎるか羊羹みたいになってしまうと思われる
・小豆は大ぶりでころんとしたほのぼの食感とほっくり落ち着いた滋味を両立

てな感じで100円ちょっとで買えるのに「口の中での物語性」が
高いお菓子ではないかなあと思いました。

って、昨夜赤ワインを空けた後に食べたので、
アルコールによる高揚した気分での感想なのであまりあてになさらぬようにと。
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