ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.02.13 Mon » 不完全燃焼のススメ

13日の出勤時に櫛田神社によると,巨大お多福は
すでに三門とも片付けられていてもぬけの殻でした。

見てないので全くの想像ですが,設置するときは位置合わせとか
接合部に紙を貼って表面加工したりする手間がかかって時間かかるけど
外すときはざくっとできるからあまり時間かけずに終わったのかなあと。

まあでも古いお札などをお焚きあげしているのを拝見できてよかったです。

20170213otakiage1.jpg

昨日のブログのように鳥の羽ばたきに誘われて空を見上げたときには
羽ばたかねば上がれぬ肉体という重しをもった感覚にとらわれる感ありますが,
燃えるものに誘われて見上げた空は,熱によるうねりは流れあれども透明で
それに乗る灰は白く自由で軽やかで,御札やお守りなどにこめられた
想いのみが上がっていく感じでなんだか精神面に意識が行けていいものだなあと。

20170213otakiage2.jpg

木や紙はセルロース由来と思うので,その燃焼の式をしらべてみると,
Yahoo!の知恵袋に求めていた回答がありました。

(C6H10O5)n + (6O2)n → (6CO2+5H2O)n

てな感じで完全燃焼すると二酸化炭素と水になれる模様です。
ある意味,人が作った紙という物質性を有していたものが,
水と二酸化炭素と熱という透明な存在になることで,
人間界の輪廻を解脱して物理法則にのみ従える感じでしょうか。
おそらく願いが成就した人たちの御札とかは完全燃焼するんだろうなあと。

んでも実際にはおそらく火によって燃える前に脱水することで,
不完全燃焼して炭素が形成されてしまって地に残るものもあるわけですな。

20170213otakiage3.jpg

時折強く吹く風にあおられてころころ転がる黒い灰をみて,
完全燃焼かなわず飛べない存在として地をはいずり,
地に果て再び有機質となってお焚き上げの機会を待つ果てしない
旅に出るのかと想うとなんだかもうな気分になってしまいますね。

しかもその天に昇れなかった灰が,温かい上昇気流ではなく
冷たい横風に横殴りに排除されて逃げつく先は…同じ場所。
中島みゆきの『異国』の世界ですなあ。・゜・(つД`)・゜・。

20170213otakiage4.jpg

まあでも,そうして灰として地にのこることで,
日の光を透明に透過させることしかできない水や二酸化炭素になるよりも,
陽を受けてみずみずしく光る花が咲くことに関与できる可能性あれば,
不完全燃焼のまま地を生き続けるのもまた意義のあることかもしれないなあと。

20170213otakiage5.jpg

・・・・・・・・・・・・。

てか今の私に必要なのは有機物の燃焼の話ではなくて,
今日の夜の不燃物回収にちゃんと出すこと!
1月出し忘れてひどいことになっているので
本日は感傷気分をすてて缶ゴミ処分にいそしみたいと思います。

そして空になったゴミ箱に満足して飲んで寝れば
熱も二酸化炭素も発生できますしね。
この年になってお布団の中で水は発生させたくないですが(笑)。
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