ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2016.12.30 Fri » 博多より鹿児島が2倍すごいこと(前編)


「博多の特徴」としてはいろいろ無限に挙げられそうですが、
本ブログの一押しの特徴としては「恵比須様が夫婦」が挙げられるかなと。

で、「なんで夫婦?その由来は?」「いつごろから?」
ってことを知りたくてネット検索しても出てこず。

その後、櫛田神社の阿部宮司が書かれた雑誌記事なども入手し、
帰省中で現物がなくてうろ覚えですが少なくとも
「由来については不明」と書かれてありました。

20161230guuji.png

その後、『福岡県神社誌』なんてものが国立国会図書館デジタルコレクション
あることを知って喜び勇んで探してみるも櫛田神社について2ページ
書いてある程度のものでしたので分からずじまい。
これ以上は素人が頑張っても無駄な世界だと理解したので、
由来ではなく「他に夫婦恵比須があるのか?」を探してみることに。

12月26日付けの西日本新聞のwebページで、
東区の十日恵比須神社以外にも、西区西浦の恵比須神社でも
十日恵比須まつりが開催され、漁師が男恵比須、女恵比須に
仮装して「博多祝いめでた」西浦バージョンを歌うことが
紹介されていましたが、これは基本的に「博多うつし」の例だろうなあと。

20161230rakujitsu.jpg

なので、博多を起源としない夫婦恵比須があるのかなあ~と思って
探していると、「北見俊夫(編)1991 恵比寿信仰 雄山閣出版」
と言う私でも読めそうな本があったので斜め読みしてみることに。

で、そのものずばり的な箇所はp.70の「蛭児は男神か女神か」
の箇所を読む限りでは神記に直接的に性の記述はないし、
神様として陰陽不定性も備えていることも多いけれども、
基本的には「男神」とされることが多いと結論づけられるかと。

20161230umi.jpg

あああこれで夫婦関係の記述はないなあ・・・と残念がっていると、
各地域の恵比須信仰の話が紹介されていて、
福岡の記述はなかったのですが南九州についての記述はあって、
鹿児島に結構多く夫婦恵比須が存在することが分かりました。

例えば甑島(Drコトー診療所のモデルの島。薩摩川内市)では、
「エビス神は夫婦神だから(p。108)」と記載されていて、
p.2581月10日に船で海に出て、新しい手拭で目隠しをして海にもぐり
産婆、男神、女神となる石を取る祭りがあるようです。

20161230illumi.jpg

そのほか、佐潟(阿久根市)の神体も男神、女神で(p.112)、
男神は左脇に鯛を抱き、女神は右手にカギ、左手にカゴを持つようです。

でも、甑島は船で行かないと無理だし、阿久根も遠いなあ…
と思っていたら・・・

20161230hashima.jpg

と、続きを書こうと思ったのですが、19時前だと言うのに
もう晩御飯を食べるぞと親から呼ばれたので、
本日はここまでにして続きは明日にさせていただきます。

それではおやすみなさい。
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