オススメの文章タイ!
2016/06/05(Sun)

6月の声を聞くと山笠の声も聞こえてくるみたいで、
各所で棒洗い小屋入り棒締めなどが行われたみたいですね。

「本番より準備段階が好き」な私にとっては、
棒締めの作業等を拝見するのが一番の楽しみですが、
この手の準備段階の作業がいつあるかなどの情報は
まず手に入らないので見逃してばかりなのが残念無念。

まあでも、そんな残念を吹き飛ばすように、
「博多祇園山笠のイメージキャラとして鯛が就任!」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/249360

20160605tailove.jpg
(現物のイラストは商標とかあって引用が難しいので
モデルになったであろう夫婦恵比須神社の夫婦鯛の絵をどうぞ)

写真等でお見かけする限りでは、まじめな方が多そうな
博多祇園山笠振興会のメンバーですが、
どなたか親父ギャグが好きな方もいらっしゃるんだろうなあと。
発案者に会ってみたいタイ!ですね。

この件については鯛好きの私にはうれしすぎた出来事だったので
ちょっといろいろ調べものをしていたら面白い資料を見つけました。
(祝いめで鯛については調べ物が済んでから書きます)


宇野功一 2007 儀礼、歴史、起源伝承 : 博多祇園山笠にかんする一考察. 国立歴史民俗博物館研究報告, 136, 39-113.

上のリンクをたどると無料で読めるpdfが入手できます。

「博多祇園山笠」というと誰もが「櫛田神社」をイメージすると思いますが、
なぜ発祥の地は「承天寺」とされているのかなあ?
と疑問に思われた方は結構いらっしゃると思うのですが、
そのあたりの経緯が非常に詳細かつ繊細な考察を紡ぎに紡いで
気づけば細けれど切れない一本の縄が編みこまれていった感じで
推理小説を読むような面白さで読むことが出来ました。

20160605ajisai.jpg

昔から文系だったけど社会が苦手で避けがちだったし、
NHKの大河をはじめとする時代劇などをまったくみないため、
歴史の知識が皆無に等しい私でもさくさく読むことが出来たので、
博多部の歴史等に興味のある人には面白く読めるのではと。

私が読んだ限りでは、博多者のせっかちさ(おうどうもん?)から
生じた山笠ルートの変化を案じた承天寺の樵山和尚の機転が
中核となると読んだのですがまるで嘘かもしれません。

20160605seidou.jpg

まあでも、そんないろんな歴史の動きはあっても、いつも時代でも
中心にあるのは山笠を実際に行っていた民衆のパワーであって、
そのパワーがすごいからこそ周りがそれを取り入れることが出来るよう
いろいろ策を弄したこともわかって面白い体験でした。

私のブログを読んでくださる方は「無料」って言葉に弱い人も多いと思いますので、
よろしければpdfダウンロードして読まれてはいかがでしょうか?

関連記事
スポンサーサイト
この記事のURL | 櫛田神社 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

▲ top

トラックバック
トラックバックURL
→http://hinemosunorakura.blog112.fc2.com/tb.php/1897-6cf8ad0d

| メイン |