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今年ラーメンの記述が少なかった理由
2015/12/29(Tue)


先日いただいたユニオンさんのコメントで
「最近ラーメン食べてませんね」というものをいただきました。

ほんと最近ラーメンについて書けていないのは自分でも実感中です。

こういうことを書くと、その理由として
「健康診断で引っかかったか?」「そんなにお金に困っているのか?」
などと思われるかもしれませんがどちらでもありません。

「ラーメンに飽きたのか?」と言われると、
正直ちょっぴり近い面はありますが実際にはかなり遠いです。

引き伸ばしてもなんなので答えを書いてしまうと
「自分の“ラーメンを表現する引き出し”が枯渇した」からです。
20151229neko1.jpg

今年特に目立った現象として、文章を半分くらい書いたところで
「この表現のネタ、昔書いたことあった」と言うことに気づいて、
過去のブログを検索してみると確かにほぼ同じことを書いていたので
そこで書くのをやめてしまうことがあげられます。

私が多用する表現で実感しているのは

・似た擬音を組み合わせたり並列したりする
(「ぱきぱき」+「ぽきぽき」=「ぱきぽき」など)

・背反しがちな性状を対にして提示
(澄んではいるけどコクがあり、こってりしているけどすすすと流れていき)

・口腔内での咀嚼の擬人化(ぬくもりだけ遺してするりと手を離れていく…)
・意味もなく混ざる美文調
・駄洒落、親父ギャグの多用

など、ちょっと考えただけですぐ集約されてしまいますが、
そういう「集約可能」なもの以外の、それこそ意外な表現というのを
最近まったくだせていないなあ…と痛感しておりました。

では、今まだ食べたことのない新麺を!と意気込んで食べてみても、
出てくる表現が似たようなものになってしまう失敗も多く体験して、

「どうせ新たなラーメン食べても良い表現できないし」
「じゃあ、いつものラーメンでいいか」
「いつものラーメンだからいつもの表現しか出ない…」
「ならばもうブログに挙げるのやめよう」

といった悪いスパイラルが生じて途中で書くのをやめたのが
今年は特に多かった気がします。
INPUTを変化させてもOUTPUTが変化しなければ、
INPUTを変化させる勇気がでなくなるのは当然であって、
このあたり、ブログを中断されてしまった人も
同じような悩みを抱えておられたのでは…と思います。
20151229minato.jpg

で、当初はここまで書いてから野菜の連作障害をネタにして、
こぼれ種などで同じ土地でもどんどん増える「シソ系ブログ」と
1年目はアホほど簡単に生えるのに重複して2年育てると
何故か育たない「ナス科系ブログ」に分けて、自分はナス系かも…
なんて考察して終わろうと思っていたのですが、こうした書き方も
「麺ブログの読者に連作障害について知ってもらう」効果はあっても、
麺自体の表現方法の拡大には何も寄与しないんだなあ…と思って断念。

どちらかというと「味の表現」は尊重すべき軸が伝統的に決まっている以上、
どんだけ毎年流行の服の細かな様相は変わっても、
服の印象の表現自体にはそこまで新たなものはなくて、
新たな表現のつもりが単なる服の物理的形状の説明にしかすぎず、
新たな表現の形容詞や、いわんや新たな評価の軸なんて
提示できる可能性がない程度のどつぼに麺の表現も入っているんだろうなあと。

なので、今からたとえば「一杯1万円」のラーメン食べてみても、
ブログはじめた初期の頃、高さに震える気持ちで六厘舎のつけ麺食べたときのような
「新たな表現を自分がしうる可能性」を期待できないのですよね自分自身が。
どんだけキリキリぜんまい巻かれてもしゅっと空回りするだけで
動けなくなってしまったからくりおもちゃみたいな自分の感性憐れなり。・゚・(つД`)・゚・。
20151229ichirinsya.jpg

まあでも、こういう状況に陥った場合、
冷静な思考能力をもってして自身の引き際をちゃんと理解できる人であれば、
現在の私のブログのような惨めな現状をみせることなく
すっと身を引かれるのでしょうが、あきらめの悪い私なので、
現状のように麺とは関係のない内容を続けながら、
なんか少しでもこれまでと違う麺の表現の仕方ができないかな~と
探り続けるつもりではありますので、つまらなさに我慢していただける
ぎりぎりまでみなさまにはおつきあいいただけると幸いです。
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