ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2014.06.03 Tue » 花ざかりのラーメン屋(後編)

そんなこんなで花に誘われつつ通りを歩いていると…
よかった…コメントで教えてもらった「貴龍軒」さんは開いている…。
そしてなんて深い雰囲気のあるお店なんだろう…と。
kiryukenstreet.jpg
住所:福岡市博多区大博町6-21 (MAP) 
営業関係:不明(私が訪問したのは日曜の15時ころ)

私の好きなお店の外観の条件として「通りなどの周囲になじむお店」
というのがあって、「私をみて私をほめて私をみとめて」と
店本体への自己注視ばかりを求めるようなお店は苦手で、
こうしたお店のように、お店がそこにあることで逆に
遠く通りに添った視線を提供してくれるようなお店の方がすきだなあ…と。

だから、このお店も別にお店自体が花盛りなわけではないけど、
通りの花すべてを味方につけることで花盛りになれているのかなあ…
なんて無理やりタイトルに理由づけしてみました。
己は咲かずと花盛り、てな感じかなあと。

kiryukenairduct.jpg
おそらくは一度も手を入れていないのであろう
排気ダクトから鍾乳石を形成しそうなほどに垂れた脂や
破れを補修しまくって赤のパネルが邪魔する
アタック25の最終問題のようになったちょうちんからは
どこか男性的なイメージのあるお店ですが
かかげられているのれんはどこか軽快なひまわりの花…

kiryukennoren.jpg
梅雨入りのうっとおしい時期に爽快な夏を予感させるために
選んでかかげられたのならどこか繊細なイメージもあるし、
これが1年中かかげられているのであれば、
それはそれで空ばかり夢ばかりみてる豪快な鴻鵠っぽさもあっていいなあと。

店内に入ると…まずはその意外な狭さにびっくりしました。
結婚したての若夫婦が住むアパートのキッチンとダイニングくらいの空間に
4、5席ほど座れそうなカウンターとテーブルが2つくらいのぽつんとした空間。

で、カウンターには日々のさまざまな生活の木が落とした落ち葉が
枯れることなく幾重にもうず高く堆積しているので座ることが出来ず(笑)
テーブル席に座ると、明るい笑顔のおばちゃんが出てきて
「ここに新聞あるし、ここに漫画あるし、自由に読んでね!」
と指差した先は、古新聞と古雑誌が分けてこれまた堆積しているところで
まあ、一言で言うと某お笑いコンビの番組にでられそうなお店といった感じ。

でも、意外と心地よくすごせるのはおばちゃんの絶妙な雰囲気に
拠るところが大きいのかなあ…てな感じで、単なるイニシエ系とも
またちょっと違った、「ほんと、掃除とかいいので普段のままで迎えてね」
と言っておばちゃんちに言ったらほんと普段のままで迎えられてにやりとした感じ。

で、新聞読み読みしながら待って出てきたラーメン430円がこちら。
(消費税増税で400円から430円に上がった模様。ちゃんぽんも同様)

kiryukeramen.jpg
まず感じたのが全体的な力強さで、スープも濃くチャーシューの量多し!
で、そうした印象持ちつつスープを飲んでみると、
醤油や塩分や豚骨の出汁成分などがそれぞれ強く出ているのですが、
膜などをはったり脂の層が出来たりもしないので、
濃さは「こってり」ではなく煮詰められたことによる濃さなのかなあと。
午後のかなり遅い時間に行ったし、おばちゃんも
「塩辛くない?(濃かったらお湯足そうか?)」と聞いていたので、
開店直後のスープだとしみじみイニシエ系なのかなあ…などと。

麺は一口食べた時に粉っぽい感じがして、それが強いスープと合わさって
スープの濃さを上手に霧散させつつ楽しませてくれるなあ…と思いましたが
がさごそした食感は最初のうちであとは普通の食感になっていったので、
注文する時「かた」じゃなくて「ばりかた」あたりで頼むとよいのかなあなどと。
でも、ドンブリ小さめなのに麺の量が多くてうれしかったです。

で、あと特筆すべきなのはチャーシューの量の多さと分厚さかなと。
白さが目立つ薄めの味付けのチャーシューは、
冷蔵庫から出された後の冷たさとあいまって
濃いスープにアクセントつける感じでよかったです。

あと、きくらげも結構分厚めなのを景気よく入れてくれていたので
430円という価格からするとお得なラーメンだなあと思いました。

惜しむらくはこれだけ雰囲気のいいお店なのに
日曜の15時という時間に行ったのでほかにお客さんがおらず、
おばちゃんと他のお客さんとのやりとりを伺えなかったことでしょうか。
また平日のお昼ごろにうかがって近くの会社員辺りとの
やりとりをきいてみたいなあ…などと思ってお店を後にしました。
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comments
幸楽
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幸楽もこの手の店ですよね。
このブログ未だ貼ってあるかなぁ。
まだ、あるかなぁ。
Re: 幸楽
コメント&懐かしい記事の発掘ありがとうございます。

そうですねどちらも「むき出しの生活の中に
おじゃまさせていただく」といった感じのお店で。

そうしたお店に自分のブログが貼られたのはうれしいですが、
新たに他のブログが貼られているのをみかけられたりしたら
それはそれで生活が滞りなく進んでいることの証明だろうから
うれしく思えるだろうなあ…などと。

最近なかなか糟屋郡方面に出かける機会がなくなってしまいましたが、
6月開けたら暇になるはずなのでまた訪問してみたいなあと。

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く~ねる

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