ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.08.19 Sat » 昔の博多っ子


あああネットがつながるってすばらしいことですね~♪

ということで,帰省先でもする予定だった「山笠関係の記事検索」を再開。

で,その作業の際に,山台苦さんが引用されていた夢野久作の文章に関心持って
ちょっと調べてみるとタイトルが『近世快人伝』の書籍の「篠崎仁三郎」の箇所で
全文が青空文庫で無料で読めることを発見しました。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2140.html

で,「博多っ子の資格」の箇所を読んで,15,16でそんなご乱行を…など思いつつ
ふと「でもその当時の15,16才って別に今より大人じゃないよね?」
と思ってその当時の平均身長を調べてみると…

http://www.suku-noppo.jp/data/average_height_transition.html

1925年の15才男子の平均身長155.2cm,16才で158.8cm,17才で160.6cm
とあるので,今で言う中学生くらいの体形だったわけだなあと。

でも,昔の人は身長はともかく体重はあってどっしりしていたのでは?
と思ってBMIの数値調べてみても現代のほうがどっしりしている模様。
(1925年の24才男性で21弱,現在で22程度)

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2182.html

なので,文章で読むとすごい豪快な人たちのイメージありますが
実際にはけっこう華奢なおつきあいだったのかもなあなどとも。

20170819kikyou.jpg

閑話休題

で,話を元に戻すと,今回検索して読んでいた記事がこちら。

遠城 明雄 1992 都市空間における「共同性」とその変容:1910~1930年代の福岡市博多部.人文地理 44(3), 341-365.

リンクたどるといきなり英文が出てきて面食らいますが
Full Text PDFのリンクを押せば日本語のpdf出るのでご安心を

で,これが1910~1930年頃の博多部の共同体の関係について
商工業の発展や消費活動などの経済面や
山笠などの祭と年齢階梯制などの面から包括的に説明していて
すごく勉強になるのですが,こうした学術的な文章ではみえてこない
同時代の「艶っぽい」側面を「篠崎仁三郎」から知ることができるのかなと。

20170819fuyou.jpg

で,学術的な文章だし量も多いので私の能力では把握しきれないのですが,
自分で理解できてちょっと面白いと思ったのが各流での経済状況の話。

今の私の勝手なイメージでは,『大所帯は千代,東,西流かなあ?』と思うのですが
当時一番大所帯でお金持ちだったのは大黒流だったようです。

で,明治末期に櫛田神社に寄付した金額や,昭和4年の各流の成人男性数などの
数値があって,それらの数値を簡単に表にまとめるとこんな感じかなと。

20170819kushidakifu.png

これだと,大黒流の人数が多いし寄付をするようなお金持ちも多いので,
一人頭の負担はそれほどきつくなく大きな貢献できているのがうかがえるかなと。

で,ふと思い出すと櫛田神社の拝殿の鈴って確か大黒流の名前が入っていて,
それ以外にも大黒流が寄付したものが多い気がするなあと。
これまであまりそんな視点で見てこなかったのでまた興味持ってみてみたいなと。

ほんとでも上で紹介した文章,もっと無茶苦茶一杯面白いこと紹介されているので,
私の冗長な文章をここまで読んでくださるような読書習慣ある方なら
きっと読み通せると思いますのでよろしければ是非是非と。
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く~ねる

AUTHOR : く~ねる

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