ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.08.11 Fri » 後ろ向きの未来


山笠が終わって1ヶ月近く,もう「実際の」ネタがなくなって
先日は架空の小説等書いてしまいましたが,
まだまだネタの宝庫が残っているな~と思ったのが図書館関係。

で,本日何の気なしに山笠関係の雑誌記事検索してみると,
嘘の記憶かもしれませんが「昔よりもヒット数が増えた」気がします。

で,昔は「タイトルとか分かっても図書館行かないと本文読めない」
ものが多かったのが,最近はpdfでさくっと読めるのが増えたので,
このあたり読み込んでみるのも面白いかもなあと。

で,先日このブログで,

「各流の山大工が集結する山大工サミット」とかを開催してもらい,
各々の流での工夫などを説明してもらえると面白そうだなあなどと

書いておりましたが,約30年前にそうしたことを
実際に研究されていた先生がいらっしゃった模様。

車 政弘・定松修三 1985 博多祇園山笠「かき山」の形態と構造. 
(日本デザイン学会第32回研究発表大会 p.81)

山台の構造などはいろんなところで紹介されている気がしますが,
「各流での素材や寸法の違い」などを比較したのは珍しい気がします。

文字つぶれがひどいので特に面白い表を打ち直して引用させていただきました。

20170811yamadaihikaku.png
kuruma & sadamatsu(1985) より作成

おそらく,30年も前の情報なので,今の山台と違うところも多いのでしょうが
私でもぱっと分かる今との違いは「飾り山(8番山)の舁き棒の長さ」でしょうか。
当時は「他の舁山の棒とほぼ同じ長さ太さ」とこの表からは読み取れますが,
それで飾り山を載せて強度的には大丈夫だったのですかね?

これ,今はどう考えても他の舁山のものより太く長いですよね。

201708118ban1.jpg

201708118ban2.jpg

そういう意味ではこの表の現代バージョンとかつくって比較してみたいものですが。

・・・・・・・。

って,ここまでで1時間くらいかけてしまったので今日はここまでにして
今日本当に書きたかったことに話題を戻します。

で,もう一つ注目したいのが先ほどのpdfへのリンクページで
公開日が「20170725」となっているわけですね。
なので,研究自体は30年以上前のものなのですが,
これを私のようなデザイン学などにまるで関係のない人間が
無料で手軽にこうしてこの文章にアクセスできるようになったのは
2017年7月25日なわけで,ほんとごく最近のことであると思います。

こんな感じで,技術が進んで未来になればなるほど,
到達しうる過去の範囲もどんどん昔になっていって
かつその過去の解像度も高まっていくとすれば,
未来に向かう方向とは前だけでなく後ろにもなんだなあと,
当たり前と言えば当たり前のことですが実感した気がします。

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く~ねる

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