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ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2015.01.23 Fri » ラーメンブログの閉塞感続き

ブログとSNSの違いは無数にありすぎて語り尽くせませんので、
ここでは「食べたラーメンの感想を書き、(見知らぬ人を含む)他者と共有する」
という機能に絞って考察してみたいと思います。

こういう目的の場合、Facebookに関して言えばその気になればブログ的な
ものになり得るし、LINEの場合は見知らぬ人への伝達機能がほぼないので、
ここではtwitterに絞って考えてみたいと思います。

twitterとブログを比較したら、その一番の違いは「文字制限」ですよね。
「140字以内」っていうのはかなり大きいよなあと。

日本の場合、表意文字だから表音文字の国より内容豊富に出来るし、
ウォークマンやおせち料理的な「小型化、詰め込み化」を好む文化もあるので、
ほんとうにびっくりするくらい豊富な内容や起承転結、大どんでん返しを
仕込まれた名ツイートも多くてびっくりしますが、それでもやはり
基本的には何文字でも書けるブログに較べると内容は薄くなりがちです。

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アジアカップに夢中になってしまい書く時間がなくなってしまいました。
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kyaaa20150123.jpg

で、要点だけ書くと、140文字でも結構書けるのは確かなんですよ。
例えば、適当に空想で書いた以下の文で120文字です。

「AB飯店(福岡市博多区中洲1-1-1)ラーメン500円。
豚骨スープは濃厚で脂も多いが不快な匂いは少なく飲みやすい。
麺はCD製麺の中細麺。カタ麺で頼むと小麦粉の味が強く出て美味。
営業:11:00~23:00 定休:日曜日 駐車場:店の前に4台」

そう言う意味では「容量的にはそんなに書けないわけではない」のですが、
twitterで実際にツイートされるのっておそらく50文字程度が多いのではと。
その理由として、「スマホなどのデバイスでは文字を打つのがかったるい」
というのもあると思いますが、今の若い人達はスマホでレポート打って出す人も
いるように、スマホでの文字入力にはそれほど抵抗はないとも思います。

では、なぜ短い文章でしかつぶやかないのか???
それはおそらく「文章を書く目的が異なってきた」からだと思います。

私を含めブログ世代は「文章の書き手は自分のみ」であり、
「評価対象は自分の書いた文章でなされることを希望」しており、
「書かれた文章単体での評価」を期待していると思います。
なので、「内容が受けるかどうか」「受けなくても価値があるかどうか」
について責任を負うのは書き手である自分がすべてであり、
そのため、自分が「書ききった」と言えるまでの長さで書くのだと思います。
いや別に、偉大な作家の人生であってもボードレールの一行に凝縮出来そうなことや
140字どころか5.7.5の17文字で無限を表現できることも分かってますが
例えば「箸を置く のもためらわれ 底を漉く」とかを数秒で思いついたりもしますが、
でもそれは「あるお店のあるラーメンの味の個性を記述する」には
やはり足りないものであることも自覚しているのでやはり長めになると思います。
asagao20150123.jpg

しかし、twitterなどでみかける、ラーメンの写真とともに
「なにこの量www」とか「ラーメンの写真撮ってるオタク発見×3」
みたいなものは、どちらかというと「ツイート単体での評価」ではなく、
それこそSocial Networkに広がっていくことのみを目的としていて、
そこでリツイートやふぁぼなどでどれだけ評価されたかということのみを
目指す内容になってきていると思います。

なんというか、野球やサッカーで例えると、
ブログが「プレイの内容についてくどくど書く」ものであれば、
ツイッターは「応援ボードがテレビに映るのを期待する」ものや
「すごく盛り上がるウェーブや応援の一員や、出来ればそのきっかけになる」
ことを期待してなされている物が多い気がして、それらはかなり違うものだなあと。

で、そうしたものを求めると、リツートされるときにコメント入れやすくするために短くするし、
くどくど書いて「下手に流れの方向性をつくってしまう」よりかは、
「どんな流れにも乗りうるコンパクトな物」を目指すが故に、文章自体は短く簡潔なものになると。
なんというか「世界のつながりに適応するために、全体の一部となりやすくする」ことで
「自分自体が全体になることを避ける」傾向があるのかなあと。
ほんと鶏口となるも牛後となるなかれなんてまったくなくなった感じで
「いかに巨大で面白く動く牛の1細胞になれるか」を目指した表現が増えたよなあと。

いやね、「世界とのつながりを求める」ってすごい意味のあることだと思うんですよ。
「知り合い経由で6人たどっていくと世界中とつながれる」
という「6次の隔たり」「スモールワールド現象」などとちょっと似ていますが、
自分がリツイートした情報がいつのまにかすごい数のリツイートやふぁぼを獲得
しているのをみて、「なんだか世界は狭いなあ」と思ったり
フォロアー数の多いインフルエンサーが自分のツイートをリツイートしてくれたりすると
なんというか「流行伝播」うねりの一員になれた気分がしてそりゃうれしかろうと。

んでもねえ…そうしたことを求めるがあまりに、安易になされるのが
最近話題になった「つまようじ混入」やら「異物混入のねつ造」や
「過去に話題になったもののパクツイ」「犯罪や虐待画像などでの炎上狙い」などの
「のせられやすい人」をターゲットとしたネタ的なものへの集中なんだろうなあ…と。
iriyastreet20150123.jpg

で、それをラーメンに当てはめてみると、おいしさなどでの評価軸が薄れ、
「面白いネタ的なラーメン」「一般的にすでに評価が固まっている物」
「(たまたまなのに)出来の悪かったもの」などのツイートが受けるのは確かなので、
そちらばかりにツイートが固まってしまって、
「うけるラーメン探し」ばかりが目立つことで「何気ない良さのあるラーメン」
などへの注目がほんと減っていくんだろうなあ…と。

なので、なんとか若い人も楽しんでもらえるようなブログを増やすことで
若い人がブログから離れきってしまうのを避けつつも、
情報の速報性が重要な「新店情報」などでツイッターをフル活用していくのが
現実的な視点で一番良いことなもかもなあ…などと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そうした危険性があってもこんな長くて内容の薄い文章書く
お前のブログよりよっぽどましじゃい!!!!!
それなのに長文書くお前は自己反省が足りんのじゃこのクソボケ!!!
と突っ込んでくれるような、上の長文におつきあいしてくださった人が
いるか不明ですが、そういう人だと「時間が無い時の文章は長くなる」
ことも分かってくださる方だと思いますのでなにとぞお許しいただけたらと。
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く~ねる

AUTHOR : く~ねる

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