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ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2012.05.28 Mon » 行徳家がすごかったです

住所:福岡市南区野間4-4-35 (MAP) 
営業:11:30~15:00 17:30~23:00 定休日:月曜日

最近ようやっと城南区への道にも慣れてきて、
野間四つ角は右側に寄せといた方がいいとか、
野間大池では左側に寄せといた方がいいとかも身についてきました。
おかげで通りすがりのラーメン店にも注意が行くようになり、
「おお、ここにあの店が!入ってみたい!!」というお店が増えてきました。

gyoutokuyakanban.jpg

行徳家さんもその中の一つというか筆頭だったのですが、
やはり人気店だけあっていつも車が停まってるなあ…
まあもう半年くらいして道にも慣れたころにチャレンジするか…
とあきらめモードで通り過ぎようとしたら駐車場に空きが!
でも狭いから私の技量で停められるか…後続車ないからえっちらおちらできる!!
ということで念願かなって行徳家さんに入店できました。
ちなみにこのように書きましたがお店の前以外にも野間大池方面に
駐車場がちゃんとあるみたいなのでそちらもどうぞ。
gyoutokuyaparking.jpg

暗く落とした照明に和風の店内に入って最初は
『ありゃりゃここは今風のラーメン屋さんだったかあ…』と
思ったのですが、座ってゆっくり眺めてみると全然違うなあと。

思えば最近触ってなかったなあ…とふと気づかされる厚紙に、
どこかおどけた、しかしまたどこかピンと跳ねてずんと降りたりする
ほんと趣ある文字が背景の白と絶妙な割合で並んでいて、
ちょっとかぶった埃ではない煤のけぶりとともに、
ぽうぽうぽうと小さく温かく灯る明かりに浮かびあがっている…。
見上げる行為ってなんだか気分を解放させてくれるものですが、
そうした見上げたくなるものがある店内だなあと感心しておりました。

そのほか箸やらメニューやらいろいろなこだわりが伝わってきて、
私自身は正直美味しんぼ的「これがわからんやつは駄目!わかる俺偉い!」的な
こだわりを感じるとすみませんねえと卑屈になりがちなのですが、
こちらの店のさまざまなこだわりについては、あまり上からなものを感じず
「わははこんなのみつけて楽しんだんだけどあんさんもどう?」
的な押しつけがましくないこだわりっぽくていいなあなどと。
しかしそのこだわりのレーダーは、すっと伸びる文字にもうかがえる気がする
非常に繊細なものに思えて素直に教えてもらえてうれしくなるものだなあと。

そんなこんなで感心しながら醤油ラーメン550円を太麺で頼んだのですが、
さすが有名店というかで感心はまだまだゆで湯のようになみなみしていて、
細やかと言えば言えるかもしれないけど誰に対しても細かく
マニュアルで決められた問いかけを読み上げるだけの応対などではない、
その人に必要な質問を手短に的確にjust in timeでかけてくれる接客に
紙と文字のバランスにみた以上のバランス感覚が伝わってきて感心しきりでした。

そんなこんなでわくわくしながら待っていて出てきたものがこちら。

gyoutokuyaramen.jpg
いやほんとカメラ自体はまともなんですが写真の撮り方が悪くて
ピントも合ってないし後ろの海苔がなんだかわかんない感じにしか写ってなくて
申し訳ありませんが、実物はほんと「これぞ美人麺!」てな感じでした。
ふつうの面構えのラーメンの場合、「具は何かな?」と
具材の個別に意識が行くだけに留まりますが、こうしたおいしいお店の場合、
丼に広がる面全体に意識が行って総体としてみえてくるものがある気がして、
そうした店で「美人」という形容が出てきやすくなるのかなあなどと。

貧乏舌+訪問してから時間が経っていてメモ書きなしという悪条件なのに
ラーメンの味の感想を書くという無礼をお許しいたけたらと思いますが、
スープは色は濃いけど澄んでいて、ぽわりぽわりと背脂(?)がおぼろに浮くタイプ。
まず最初に思った感想は「醤油の味がくっきり前に出ているなあ」というもの。
こう書くと、「醤油中心で出汁が弱いの?」と思われそうですが、
醤油を湯で薄めただけでは醤油のおいしさのわかるスープにならないように、
出汁が何かは貧乏舌で分かりませんがおそらくは鶏ガラと魚介の出汁が
けっこうはっきりしっかりしたおいしさの土台を築いているがゆえに、
醤油の味を楽しめるスープになっているのかなあと思いました。
名店のスープで繊細すぎて貧乏舌にはおぼろげにしか分からない時もありますが、
こちらのスープは私にもはっきりとおいしさを伝えてくれる力強さある感じかなあと。
で、そうしたスープの強さがあるので、背脂はインパクトとしてではなくて、
強いスープにほわんとした印象を与える役割になっている気がして、
そういう意味ではくどく感じることがなくてよい気がしました。

で、太麺で頼んだ麺ですが、歯ごたえで勝負するごりごり麺とかではなく、
ちゃんぽん麺よりちょっと太いくらいの麺で噛み切りやすいのですが、
噛むとぷるんとはじけて横に飛ぶような感じの弾力があって、
元気さが楽しい印象の麺だった気がします。

チャーシューはのびやかな広さを感じさせるもので、
脂肪分の少ないところをつかってもあまり固くしていないからか、
なんというか口の中でつつみこむような感じと、噛んだ時の
ムチムチともちもちがあわさったもぉムっつリというかの感触があって、
いま思い出してこれ書いているとまた唾液が出てきてしまうような
なんというか若々しさが口に広がるよい食感だったなあと。

あと、きくらげも切ってないというかシェルマカロニのような
まん丸袋状だったのでこれもくりくりむにむにおいしかったです。

もうほんとどれもこれも感心させられる工夫がこめられたおいしさで、
かといって貧乏舌にはわからないような小難しさは隠されている感じでよかったなあと。

さまざまなブログや紹介記事で「再訪必須です」と書かれておりますが、
ほんとその言葉でしめるのが一番のお店だったなあと。
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く~ねる

AUTHOR : く~ねる

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