ひねもすのらりくらりかな

福岡在住です。 すろーなペースで食べ物,写真などについて書いてます。

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2017.07.21 Fri » 麺の科学への挑戦!

元ツイートを検索できていないのでうろ覚えですが,
みおせるさんのtwitterで「膳でゆで時間5分で頼んでいたお客がいた」
というのを見かけて,それがどの程度長いのか興味があったんですよね。

で,先日膳小笹店に行った時に,「麺のゆで時間の指定」の
説明文があったので写真を撮っておいたのがこちら。

20170721zenkatasa.jpg

店が提示する最長のゆで時間が180秒なので,
それの2倍近くの長さなのか…どんなんなるのかなあと。

まあでも自分で「ゆで時間5分で!」と頼む訳にはいかないので,
では一般的に麺のゆで時間と固さにどんな関係があるのかな?
と思って「麺 ゆで時間」で検索してみるとまず出てきた論文。

江口智美・吉村美紀・神山かおる 2012 タピオカ澱粉配合麺の力学特性の
若年者および高齢者による咀嚼特性 日本食品科学工学会誌59

文系なので細かいことは全然分からないのですが,
麺を噛む行為は「貫入特性」で測定するみたいで,
機械による測定でこんな感じでグラフ化できる模様です。
20170721kamu.png

で,その後リンクをたどってみつけた以下の論文

阿部芳子・市川朝子・下村道子 2007 中華麺の物性におよぼすかん水の影響
日本家政学会誌Vol. 57 (2006) No. 7 P 461-467


を拝見していたら無茶苦茶おもしろそうなグラフを発見。

20170721kamu2.png

日頃口の中で起きている麺の食感の挙動を,
その時々で変わる曖昧な評価軸やてきとうなオノマトペに頼って
書くしかできていない自分にとってはうらやましい明解さ。

おそらくこうしたグラフ化を通じて「うちの店のベストゆで時間はこれ!」
とか設定していくこともできるんだろうなあと。

ちなみに両方の論文で使用されていた機械が「山電 RE3305」
というものだったので,おいくら万円?と思って調べてみましたが,
あきらかに研究者専用のもののようでお値段情報などはありませんでした。
この辺,一般のお店をしている人が食感を可視化するための
安価な機械とか販売していないのかなども探してみたいなあと。

ほんとどちらの論文も難しくてほとんど読めていないので
今回は自分用メモとして論文へのリンクを残すのに留めて,
また論文をなんとか咀嚼して理解して
自分の麺の食感理解能力向上に努めたいなあと。
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2017.06.08 Thu » 裏メニューの注文


問1 あなたに裏メニュー提供や特別注文をさせてくれるお店は何店ありますか?
問2 なぜそのメニューを裏メニューや特別注文としているか知っていますか?

私の答 問1 0店 なので当然問2は回答できず。

昨日ブログで「明日は某ラーメン屋さんで初めてのチャレンジして,
その結果を即日ブログに書く予定なので是非是非!」と書いておりました。

某ラーメン屋さんとは膳小笹店さんで、
チャレンジの内容は「ベタナマ」と注文するつもりでした。

なぜそんなチャレンジをする気になったかというと、
先日「ベタナマ」の注文が通っているお客さんがいた記憶があって、
そしてつい先日「あぶら抜き」の注文が通っているお客さんもいたので、
「膳でもあぶら量指定できるのか!」と思って
膳のスープをベタで頼んだら面白そうだと思っていたのですよね。

でも、その後いろいろ思いをめぐらせていると、

・常連さんのみが注文可能な裏メニューなのでは?
・なので自分が注文したら「は?」とか聞き返されるのでは?
・少なくとも余計な手間はかかるだろうから嫌がられるだろうなあ

なんて思考がいろいろ湧き上がってきて結局注文するのはやめて
いつものように大盛りを麺の固さ普通で頼んでいつものように食べましたうまうま。

20170608zenramen.jpg

まあでも冷静になって考えると、「メニューに書いてない注文」
をしたことがあるのは、吉野家の「つゆだく」と、
半ば公式扱いと思われる元祖の「ベタなま」くらいなもので、
元祖でも「ネギもり」とかを頼んだことはないものなあと。

昔であれば常連さんだけに裏メニューを提供するのは、
客としては常連扱いしてもらってうれしいし、
お店としても常連さんがよろこんでひいきにしてくれたらいい、
というWIN-WINの関係だったと思います。

んでもネットの発達した現在、常連さんがついうっかり
「このお店では~~のサービスがうれしい!」なんてネットにあげたら、
それを読んだ常連以外の客がそのサービスの提供をもとめてお店が困ったり、
「俺だけへのサービスって行ったのに他の奴にも!」みたいな
常連間でのライバル心をあおる結果になったりする可能性もあるんだろうなあと。

でも、だからといって常連さんに「これ、サービスするけど内緒にしてね♪」
みたいな感じでお店の人がお願いして、それを受けた常連さんが
「○○店で~~のサービス!!!でも事情があってネットには
あげられないのでごめんね~~~~」みたいなことSNSとかであげたら
おそらく他のお客さんの嫉妬心を生んで、
トータルとしてお店の益にはならない気がするので難しいなあと。

てなこと考えたりしたので、非常に熟考した上で
膳さんでベタナマを注文してみるチャレンジを断念したわけであり、
決して弱気ゆえの誓約違反ではないことのご理解を。。。すみません。

またこんど裏メニューとか関係ないネタを探せるようがんばります。

櫛田神社での桟敷席の建設、もっとゆっくり進行するのかと思ったら
かなりあっという間に大方の枠組みが出来てしまうのですね。

20170608sajiki.jpg

記憶では飾り山の撤収がそろそろだった気がするので、
桟敷の向こうに飾り山が見えるこの景色もあと少しなのかなと。

20170608sajiki2.jpg

2017.02.24 Fri » プレミアムフライデーに思うこと


さてみなさま,初のプレミアムフライデーをいかがお過ごしでしょうか?

「思う存分酔っ払っちゃったんで今日は泊まって帰ります~♪」
なんて思っている人も入るかもしれませんが,
今日は話題になっていた「国公立前期試験前日」なので,
おそらくカプセルホテルも満室だと思いますのでご注意を。

20170222zenya1.jpg

で,元ツイートを探せないのですがツイッターでみかけた内容で

ツイッター:プレミアムフライデー?そんなものあるか!
Facebook:プレミアムフライデーに賛成!
Instagram:プレミアムフライデーで今日はワイン会♪

みたいな違いがあるのでは,というネタがありましたが,
ほんとツイッターを見る限りは「まるで関係なし」の人が多いなと。

というか金曜日が半ドンになっても,
土曜日出勤だったら基本的に何の意味もないですものね。
それなら「月曜午前休み」のプレミアムマンデーの方が,
まだうれしい気がするのですがどうなのかなと。

んでも今回のプレミアムフライデーに関して,
ツイッターでつぶやかれている内容をみていると,
現在の消費マインドの冷え込みの闇はすごく深い気がしております。

外食の価格と価値の問題にも少しからみますが,最近の
「みんな安いものしか食べてくれない」という問題は,
不況と冨の分配の二分化などがからむ庶民の給与の減少に主原因がおかれ,
庶民の給与向上にもつながるような景気回復があればいいのに,
という視点の人がほとんどのような気がします。

「若者の○○離れ」っていうけど,若者はお金もってないからでしょ!
みたいな意見は結構あってそれも真実でしょうが,
それとはまた違う,「消費への誘導に絶対のせられてたまるか」
みたいな「構え」をもつ人が昔より増えた気がします。

「他者の策によって消費させられる」ことを「他発的消費」として,
「自分の意志によって消費を決める」ことを「自発的消費」とすると,
前者を拒否する傾向がすごく強くなってきているなあと言う気がします。

『んだからこそ,「この値段には理由があることを説明すれば!」
という意見は正しくて,それが自発的消費の誘導につながる
最善策であることも確かだと思うのですが,
それにも一筋縄でいかない面もあるかなあと。

20170222zenya3.jpg

なんというか,価格の理由を説明しようと能弁になればなるほど
「価格を納得させられようとしている」という作為感が高まってしまい,
「他者の作為への従属」への嫌悪が沸き上がって思考停止してしまう気がします。

「ボジョレヌーボー」「乾燥ポルチーニ」「恵方巻」あたりへの反発は
まあむべなるかなって感じかなと思うのですが,
「はいはい炎上マーケティングですよね」
「ミスによる大量注文解決へのご協力依頼商法も飽きたね」
あたりなどの宣伝行為全体への「恐怖」「嫌悪」的な生理的反応を
もたれ始めたのって結構最近のような気がするのですがどうなのかなと。

・・・・・・・・・・・・・。

今日は「価格と価値」の話とは関係なく書こうと思ったのですが,
自然と関係し始めてしまってその結果全くまとまりませんでした。・゜・(つД`)・゜・。
まあでもこうして思いついたことそのままブログにあげていくと
あとで自然とまとまり始めると思いますので挙げさせていただきました。

で,ここからが今日一番書きたかったことですが,
私自身は「プレミアム」という言葉から「プレミアムモルツ」しか
思い浮かべないモードになっておりますので,
プレモルよりかはエビスが好きなのでエビス買って帰るべ~♪と。

20170222zenya2.jpg

この貧乏性の私にエビス買わせる効果があったのですから,
意外や意外でプレミアムフライデーって続けていくと
面白い効果を今後生むかもなあと思うがどうでしょうね。

2017.02.08 Wed » 脱霜降り宣言


ヤフーニュースをみていると気になるタイトルのニュースを発見。

老舗すき焼き店が「もう霜降り肉は出しません」!

かなりおおざっぱに要約すると,浅草のすき焼きの名店である
「ちんや」さんの店主が,最近の行き過ぎた「霜降り信仰」に
一石を投じるために脱霜降り,適サシ宣言をされたとのこと。

で,このニュースの内容については後で書くにして,
福岡の人だと「ちんや?」それって中洲の?と思った人もいるのではと。

例えばYahoo!で「ちんや」と打つとサジェストされるのが
「ちんや 福岡」と「ちんや 浅草」であるように,
福岡のちんやさんも有名でしかもお肉で有名なんですよね。

20170208chinyasuggest.png

どんたく時の松囃子のご一行がよったときに,
結構偉い人たちも我先に肉に駆け寄る様をみていて,
「ちんや=肉がおいしい店」というイメージがすごいです。

20170208chinyaniku.jpg

これだけ多く盛られた串焼きの肉にみながかけより
ほんとわずが数秒で全串無くなる様は圧巻でした。

20170208chinyadash.jpg

で,浅草に寄ったときに同じ「ちんや」という名前のすき焼きやさんが
これまたすごい有名店であることを知って,
「何か関係あるのかな?」と思ってパンフをもらっていたのでした。
ちなみに一番安い「椿」で3500円からなので
当然パンフをもらっただけで食べてはいませんが(笑)。

20170208chinyapanf.jpg


中を読む限り福岡と浅草のお店に関係はない模様です。

ま,でこれだけではなんなのでニュース自体の感想も書いてみると
全般的には賛成で,霜降り肉って食べる側も牛自体も不健康な感じで
それならば赤身のおいしさを堪能したいというのは私も大賛成なのですが,
ちょっと気になったのが以下の文章(引用します)

「脂肪は旨味とは違うんです。脂肪自体は無味無臭。
マイルドにはなりますが,旨味は赤身のアミノ酸からくるんで」


このニュース以外にも,「実は赤身こそおいしい」
「赤身の美味を理解するほうがヘルシーかつアーティスティック」
みたいな論調は結構盛んになってきていた気がするのですよね。

「赤身の美味さを理解できる人」=「舌の肥えた意識高い人」
「脂身を美味しいとありがたがる人」=「貧乏舌の意識低い人」

みたいな方程式は『美味しんぼ』とかでもみかけた気がするし,
結構テレビとかでも取り上げられていたような気もするなあと。

あと,脂肪自体は無味無臭というのも焼酎が無臭と
言うのと同じレベルでおおざっぱすぎる気がするし,
なにより脂を食べたときの脳内麻薬どばどばによる美味体験を
「動物的」と否定している感じで何だかなあとも思うのですよね。

まあ,お店側としては日々接している分,「毎週でも食べられるもの」
としてのイメージからの味の改革をされたのでしょうが,
一般人にとって高級店のすき焼きなんて「年に一度も食べない超絶ハレ料理」
なんですから,高級店であるからこそ霜だけでない霜柱レベルの
お肉だしてくれてもいいのになあなんて思ったりもします。
そしてそれをうれしそうに食べる人を受け入れてくれたらいいのになあと。
もしかしたら「肉と塩の旨味だけで食べるすき焼き!」とかが
ブームになっていく可能性もありそうではあるなあと。

20170208chinyakataduke.jpg

ある意味,結婚式に「親の作ってくれたシンプルなドレス」
を着るような意識高い人が増えてきて,それ自体は賛成でも
「ごってごってしたわかりやすいドレスを着た新婦をみたい」
という気があるのもまたたしかって気持ちなのかもしれませんね。

って,利用できるはずもないお店のことあれこれ考えていたら
明日の朝一の仕事に響きそうな時間になったので今日はこの辺でと。

2016.08.15 Mon » お土産品に思うこと


盆正月はいろんなお土産品のやりとりが盛んだと思います。

今回ちょっと面白かったのは、先日の滋賀出張時に
某バウムクーヘンやさんの本社工場を見に行ったものの
何も買わずに出るという私らしい体験をしていたのですが、
そこの商品を滋賀のいとこから鹿児島の伯母さん経由で
もらったことでしょうか。

20160815clubharie.jpg

流通の発達した現在において、日持ちのするもので
「ご当地ならでは」を感じることはほぼなくなったなあ、
という感覚を思い出した出来事でした。

このあたり、「当日が消費期限」なんて地方の名物は一杯ありますが、
そうしたものは渡すまで時間がかかることも多い「お土産品」と
されることは少なくなるので、正直なところ土産品で
「これって食べたことなかった!」と喜べるレアアイテムって
なかなかのこされていないような気がします。

だからこそ自分が持っていくときは、昔こそいろいろ
考えて珍しそうなものを選んで買っていったのですが、
最近では定番中の定番で済ますことが多くなりました。

20160815menbei.jpg

まあでも時間があったら一度してみたいのは
「全国都道府県別で食べたことのあるお土産リストアップ」でしょうかね。
「行ったことないけどお土産は結構食べたことがある」都道府県と
「行ったことあるけどお土産はあまり食べたことがない」ところに
結構面白い違いが出そうな気がします。

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く~ねる

AUTHOR : く~ねる

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